結果的に敗北に終わったものの、僅か22平方km(東京都北区程度)にすぎない硫黄島を、日本軍の3倍以上の兵力、艦艇(制海権)・航空戦力(制空権)を持ち、しかも予備兵力・物量・補給線・装備全てに於いて圧倒的に優勢であったアメリカ軍(アメリカ海兵隊)の攻撃に対し、最後まで兵の士気を低下させずに、アメリカ側の予想を上回る一ヶ月半も防衛した采配は高く評価されている。
この硫黄島での戦いと、同じく地形を利用してアメリカ軍に効果的な攻撃を行って甚大な被害を与えた沖縄戦での苦戦から、米国上層部ではさらなる被害が予想される本土上陸戦はできるだけ避けたいと思うようになり、これが連合軍による日本分割という形での終戦を避ける事の遠因になったとも言われる。